ブログ「日々整体」

まずは、生き残ろう!

政府からの経済対策のあらましが発表されましたが、残念ながら十分な内容だとは思えません。
先が見えない状況で、生活に困窮するであろう人の顔が何人も思い浮かびます。蓄えが十分にあるのでしたらいいのでしょうけど、そうではない人も多いことでしょう。


「生活に困窮したホステスに俺が収めた税金が使われるのはお嫌だ。」


なんていっている有名なお笑い芸人がいたようですが、彼はその発言で万単位の人間の生活を壊してしまうし、それで死者すらでる可能性があることを理解していないでしょう。税金の使われ方の1つは弱者救済です。その弱者を切り捨てよなんていう発言をするなんていうのは正気だとは私には思えません。


今、考えなきゃいけないのはみんなで生き残る事ですす。
生き残るというのは命があればそれでいいというのではなく、元どおりの平穏な生活に戻ることです。社会の様子はずいぶん変わってしまうと思いますが、まぁ、それはおいといてください。


「風俗、キャバクラで生計をたてている人は、この騒ぎで死んでも知りません。」


そういう対応をするから、営業を止められないのです。
このあたり、あと1ヶ月ぐらいで収まると思っている人と、もっと長引くと思っている人で大きく考えが変わっているのではないかと思います。

私の場合だと、


「もしかしたらあと1~2ヶ月で収まるかもしれないけど、1年ぐらいひっぱるかもしれない。」


という考えです。
だから、一部の人を切り捨てたり放置するような政策をとることは絶対に駄目だと考えます。イベント関連に従事している人など、今、どういう気持でいるかと考えるだけで心が痛みますね。


海外に比べてどうこういうのはあまり好きではありませんが、ドイツの首相は、


「国として皆を救うために必要なすべてのことをやる。我々は弱者を見捨てない。必ず助けるから信じてほしい」


という声明をだしました。
ドイツは2年ぐらい国境を封鎖するみたいなニュースも耳にはさみました。長引く可能性が頭の中にある場合は、考える事がかわってくるのではないでしょう。


今、矢面に立っているのはキャバクラやガールズバーでしょうか。
影響を受けて、普通のバーなんかも完全に客足が遠のいてしまっているでしょう。私はこの手の飲み屋は好まないので、なんの思い入れもありません。ガールズバーなんかだと風営法に照らし合わせて完全にアウトな営業をしている店も多いそうで、これはよい機会だから潰してしまえみたいな発想があるのかもしれません。選挙にこない、票の計算できない人間は平気で切り捨てるのは政治家としてというより、人として問題があると私は思います。平気で切り捨てを行い、収束後に票の計算できるお肉券と旅行券を配る段取りをして打ち出した経済対策がすごいだろうと胸をはるとか、羞恥心を欠片も持ち合わていないと私は思いますね。

今回、割を食った人たちは、意見と声を集めて次の選挙で、現政権を潰してしまうことです。少なくとも、署名を集めてめぼしい政治家に叩きつけるぐらいはやりましょう。そうでもしなければ完全に忘れられた存在になってしまいます。


ゴールドマンサックスが4-6月のGDP落ち込みを25%と推測しました。
これは先日発表された、経済対策の内容を盛り込んでの数字です。108兆なんて言ってましたが、風呂敷を広げただけで中身がスカスカだというのがもうバレてしまっています。昨年の消費増税の影響ですでに7.1%飛んでしまって、1-3月もひどい事になっています。経済対策は継続しておこなわれるでしょうが、ちょっと対応が遅いと感じるので下手するとかなりの人、下手すると30%ぐらいの人が失業してしまうかもしれません。そうなると元に戻すのに何年もかかってしまう、つまり所得が戻るのはまだまだ先になる可能性が高くなってしまいます。


「ホステスに金を配れ。」


といっている人たちは、そういう最悪の展開が頭の中にあるからだと思って様子をみておくといいと思います。


ゴールドマンサックスの記事はこちら



まず生き残らなくてはなりません。
先にも述べたとおり、生き残るというのは、仕事と所得がある元どおりの平穏な生活に戻ることです。そのためには先立つものが必要です。


そこで、もし、お金で困っている方がおられましたら、まずは社会福祉協議会が窓口の緊急告知貸付という奴を申し込みましょう。
そこで無利子、無担保、1年の返済猶予つきで20万円借りる事ができます。結構、早い段階でアナウンスされていましたから、だいたいの人が知っているだろうと思っていましたがそうでもないようです。

申し込んでから1週間程度でお金が振り込まれるようです。
所得が下がった事を面談で判断されるようですが、少し前から実施していますので担当も、もう手慣れたものではないかと思います。まずは最寄りの窓口に電話してみてください。

「わずか20万か。」

と思うかもしれませんが、まずはつなぐことです。長引くようなら枠の拡張の可能性も十分あると思います。


書きながらフリーランスの音楽家の方に直接聞いてみたのですが存在すら知らなかったようです。
今の政権の対応はあまりにひどいので、近いうちに政権がひっくり返る可能性が十分あると私は考えています。そして、新しい政権が適切な対応をしてくれた場合、返済の要不要という議論がでることは間違いないと思います。音楽家だけでなく、フリーランスの声をあつめて政治家に働きかけることも可能でしょう。

場合によっては、飲食店経営、フリーランス、音楽家の中から候補者を選んで国会に誰かを送り込みましょう。
NHKから国民を守る党なんていう、とんでもない政党でも国会議員になれるぐらいです。新型コロナウイルスの影響で生活を破壊された人たちの人数は万ではきかないことでしょうし、安倍政権に生活を壊された人を守る党でもそれほど難しくないと思います。ただ、こういうのだって、とりあえず生き残ってこその選択肢です。だから、まずは生き残りましょう。


もちろん政治に頼らなくても、他にやりようはいくらでもあります。
音楽で生きている人は、やはり音楽に活路を探す、見出すというのがもっともよいと思いますしね。融資のことを聞いたついでにそのあたりのことも聞いてみたので、また進展があったら紹介しょうと思います。



社会福祉協議会は各都道府県にあるみたいですから、まずはそちらに電話してみましょう。

https://www.shakyo.or.jp/network/kenshakyo/index.html


あと、実際に手続きした人の記事もありましたのでそちらも参考になるでしょう。
https://www.businessinsider.jp/post-210320


借り入れに抵抗のある人もいるかもしれませんが、まずは生き残る事、生活を守ることです。

あと、確か「なぜ竿竹屋は儲かるのか?」の作者だったと思うのですが、YouTubeに

コロナ不況でお金に困ったら絶対すべきこと【無利子で借りる・払わない・もらう方法】
https://youtu.be/ybvNwWLYreQ

という動画があがっています。
見通しが悪い方は、見ておくといいと思います。思っていた以上にいろいろやりようがあるのがわかると思います。
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