ブログ「日々整体」

あと2~3日、ちょっと息を抜くタイミングです

体がしゃきっとしません。
ここ2日ほど、腑抜けてしまっています。春が本番になってきてまたちょっと骨盤が開いてきているようです。そのでせいで、書くという意欲がぼやけてしまっています。こういうとき、


「シャキっとしなくてはいけない。」


なんて思ってもなかなかうまくいかないものです。
骨盤が開く、緩むというのはこういう時の状態を意味しています。私自身は3日前ぐらいからその兆候をかんじていて今がピークという感じですので、ほとんどの人がちょっとぼけーっとしているのじゃないでしょうかね。そうはいっても、なにかしらのピンチを感じた時は、緩んでいても即座にぴしっと引き締まりまるから心配は無用です。今、もっとも忙しい医療関係者や役人にはそういう影響はほぼなく、ひきしまった状態を保っているであろうと思います。


骨盤が緩むという状態は、駄目な状態ではありません。
ただ、このタイミングで喉が痛くなったりする人は結構な割合がいるのではないかと思います。


「感染したかも?」


なんて心配になるかもしれませんが、まぁ、その可能性はまだまだかなり低いですから2~3日、様子を見てみることです。


人から人へ感染するので、3密を避けましょうなんて話になっていますが、どうも違和感を感じている部分があります。
それは、マッサージ、治療院、整体なんかで感染したみたいな話をほとんど聞かないという事です。今のところ見かけたのは、1件だけ、かもしれないという話で、もしかしたら他にもあるのかもしれませんが、3密がポイントになるのであればクラスターが発生したみたいな話がでても不思議はないと思うのです。

ニューヨークで新型コロナウイルス感染の最前線で仕事をしている医師は気をつけるべき点として、手洗いとマスクをあげていました。


「手にウイルスがついた状態で、顔に触るのが駄目なのだろう。」


という推測をしていました。
マスクは顔を触るのを防ぐのに役立つそうで、実際、それで自身に感染することがないのだそうです。そうであれば、感染するのはスーパーやコンビニといった店で買い物をする時がもっとも可能性が高いといえそうです。飛沫感染なんてのはライブハウスや、会話をともなう飲食みたいな状況でなければおこらないのではないでしょうかね?このあたりの事はもうちょっと見極める必要があるかと思いますが、もしかしたら今の外出するな、人に会うなという対応はちょっとポイントがずれているのかもしれません。まぁ、もうちょっと経過すればもうちょっといろいろわかってくるでしょう。


そんなわけであと2~3日ほど、体が重くなって、のどに不調を感じやすいタイミングだ思われます。
注意はしたほうがいいですが、それほどびびる必要はありませんから、アニメでも見ながらのんびり過ごしてみてください。

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運動の目的とは?そこからはじめましょう!

「歩くという動作を突き詰めると、体の問題を解決する事できるな。」


体を動かしているといろいろアイデアが浮かんでくるものです。
木刀の素振りをやっている時に、よい方法を思いつきました。実は、昨年あたりから、なにか考えなきゃいけないなとは思っていたのです。しかし、結局、日々の仕事に追われてそれをやっていなかったことに気が付かされます。やはり、たまにじっくりと休まなきゃ駄目ですね。これからは1~3年に1回ぐらい1~3ヶ月ぐらい休むようにしようかと思います。


それで、こらから数回かけて、歩くという運動について説明しようと思います。
ただ、この歩くという運動、できない人はほとんどいません。そのせいで、ただ歩けばいいのだろうと甘く考えていいる人が大半です。歩き方だけで、病気は治るし、怪我は治るし、人生はバラ色にになるというぐらい、体に変化がでてきます。



さて、


「運動を体を変えるのは非常に難しい。」


という事を私は常に訴えています。
なぜかというと、なくて七癖というように運動には必ずその人特有の癖というものが存在しています。その癖は、体の弱い部分を補うためのものなのです。だから、生まれつき肺の力が弱いのですという人は、手がうまく伸びにくくなります。ですから、肺の弱い人と強い人が、同じ動きをしようと思ってもできません。

例えば、ラジオ体操で腕を大きく伸ばす運動があります。
肺が健全な人であれば、手を伸ばしたり、大きく回したりすると肺にしっかり空気が入るようになります。しかし、もともと肺の能力が低い人が、手を伸ばそうとすると体のどこかに無理が生じます。この無理が積み重なると疲労として蓄積されてしまい、それが原因で病気になったり怪我をしたりします。


この病気だったりは、甘く見てはいけません。
人によってはラジオ体操が原因で、脳の血管が破れたり、難病に発展したりすることがあります。最近だと、山登りが好きだという人に、


「今は辞めろ、体がよくなってからにしましょう。」


と言った事がありますね。
登山やハイキングなんかは、体にとってプラスしかないと感じられるかもしれませんが、人によってはハードすぎて命を縮めているケースもあるからです。それでも、


「山が呼んでるから、山で死ねるなら本望です。」


というのでしたら、止めたりはしませんし、むしろ積極的にやるように勧めますけどね。普通は山登りができなくなってしまうはずですから、そこらあたりの事はよく考えることですね。



「運動は体に良い。」


というのは嘘ではないから質が悪いのです。
ですから、運動の目的とはいったい何か?まず、その事を明確に意識して運動をするようにしてください。



運動の目的は

1.関節の可動部を大きくする
2.体の疲労を開放する

の2つです。


もっとも間違えやすいのが、


「筋力をあげる。」


という点です。
筋肉の量が増えると、体を必ず痛め、病気のリスクをあげてしまうので注意してください。


わかりやすい例は、ホームラン王の王貞治や、オリンピック金メダリストの内村航平でしょうか。
王貞治の握力は40kg、内村洋平の握力は35kg程度です。世界一になるのに筋力はいらないという事を理解するのにこれ以上の例はないでしょう。能力の高い人は、筋骨隆々にみえますが、実用的な筋力というのは体力測定で測ることのできる筋力とはまったく性質の違うものです。この事は、イチローやダルビッシュ、陸上での為末大、室伏広治、体操での森末慎二などもあちこちで語っていてます。能力の高い人ほど、


「筋力はいらない。」


という事をはっきりと語っているのですが、多くの人がそれを理解できていません。
ほとんどの人はホームランを何百本も打てませんし、オリンピックで金メダルととることができませんから当たり前なのですけどね。だから、本当は体を鍛えるためのマシン、機械なんていうのはたいていの場合、邪魔でしかありません。ただ、それだと多くの人がお金儲けができないので、おかしなことになっているだけです。


よく例をあげるのはボディビルダーみたいな体型をしている人ですね。
胸の筋肉の量を増やしすぎると、肺の動きが悪くなってしまうので走らせるとすぐにバテるようになってしまいます。これは、マラソン選手の体と比較してみれば一目瞭然ですね。長い距離を早いスピードを保って走るには筋肉というのは邪魔でしかないのです。しっかり筋肉がついているようにみえる人もいますけど、王や内村のような性質の筋肉で、筋トレでは身につける事ができないものだという事を理解してください。


ほとんどの人は世界一になりたいなんて考えていませんし、肺を弱めるような筋肉の付け方をしたいとは思わないことでしょう。
そこで考えたいのが、


1.関節の可動部を大きくする
2.体の疲労を開放する


という2点です。


この事を踏まえてまずは立ち方からはじめてください。
立つことができない人もまずいませんから、立ち方なんていまさらと思うかもしれません。しかし、体の調子が悪い人は実は立つという事すらできていません。そして、立てていない人が運動したって体を痛めるだけという事です。


立ち方の練習方法
1.青竹の上に立つ練習をします。
2.肩の力を抜く、その感覚がわからなければ口を開けて立つ事
3.手は八の字開いて、指差を伸ばすこと
4.お腹を前に突き出すイメージで


大半の人は、じっと立つことすらできないはずです。立てたら、多分、お腹を引っ込めて肩に力がはいっているはずです。
試しに息子にやらせてみたらうまくできませんでしたので、鍛え直してやろうと思っています。Facebookの方へ動画をあげておきますので覗いてみてください。

Facebookはこちら
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もっとも体が強くなる時

免疫力をたかめるために、


「リラックスして心穏かで過ごそう。」


そういう話をよく聞きます。
しかし、こういう耳障りのいい言葉なんてのはたいていまったく意味のない言葉です。そんな事をいっている人がいたら、


「こいつは駄目だ。」


と判断してしまっていいでしょう。
あまりにも人間の事をわかっていなさすぎです。


人間がもっとも強くなる時、人間の体がもっとも強靭になる時、人間がもっとも賢くなる時は、


「他人のために何かをする時。」


です。

こういう事がわかっていると人を見る目が養われるのじゃないでしょうかね?
世のため人のためとかいって、とんでもない事をやるがたまにいます。そういう人は、言葉ではよさげな事をいっていても、本当は自分のためにやっているという事がわかります。環境保護だとか、福祉だとか、恵まれない人のためだとかいって、


「金払え。」


とかいってくる連中はその典型でしょう。
自分のためにやっていると頭が働かず知恵がでてこないから、やることがずれてきます。記憶にある人だと、えんぴつ1本に3000円払えとかいってくる人がいましたが、こういう事を平気でやれる人は福祉をやってはいけないと思いますね。こういう事をやられた人は、福祉に取り組んでいる人を忌避し、福祉活動には価値がないと考えるようになると私は思いますけどね。


スポーツなんかだとわかりやすいでしょうか。
実力が同じであれば、応援されている人、あるいはチームが必ず勝ちます。プロチームはホームでやる方が勝率がよくなるのはいい例でしょう。応援されていると、人間は、


「その応援に応えたい。」


という気持ちがわいてくるので、人間は体が丈夫になって能力が高まるのです。
10年ぐらい前だったと思いますが、実際に綱引きで実験をしているのを見たことがあります。チームの実力を拮抗させて、片側にだけ応援団をつけたら、必ず応援団のいる側が勝っていました。

これは団体や企業になっても同じことが言えます。
企業活動なんかにおいても自社のみの利益を追求しているところは、一時的に勢いがあっても必ず衰退してくるものです。今だと、ソフトバンクがいい例でしょう。ソフトバンクの納税額はずっとゼロだったという事はご存知な方も多いことでしょう。社会の益になるために、


「しっかり利益をだしてがっつり納税する。」


そういう考えをもって経営をしていないと会社は駄目になってしまうものです。
わかっていない人もいるのですが、納税とういのはもっとも効率的な寄付です。その運用は政治家任せになるわけですが、政治家は国民に選挙で選ばれるわけですから納税というのは国民全員に金を配っているようなものなんです。

孫正義氏は、今になって慌ててマスクを配っていますが、まだ一手足りないと思いますね。
ソフトバンクグループを存続させたいと考えるのであれば、


「来期から納税します。」


という宣言をしなくてはいけないでしょう。
別に外に向けて意思表明する必要はないと思いますが、もし、彼にその意思がないようでしたら7月頃に破綻してしまうと私は予測しますね。


また、テレビなんかを見ていたら、たぶん頭がおかしくなってくるんじゃないでしょうか。
テレビの世界というのは、視聴率こそが至上みたいな社会なので、視聴をとるための発言、結論になるように必ず作られてしまいます。これは、テレビで実際に仕事をしいている人たちと話をしたことがあるのでわかるのですが、彼らの視聴率にたいする気持ちは信仰といっていいものになっています。

だから、平気で嘘を作るし、偏った内容になります。
その方が、視聴率が必ずあがるからです。視聴者を幸せな気持ちにして安心を届けようなんていう考えはサラサラありません。今、テレビが衰退してきていて、それを見切った芸能人がみな、YouTuberに活動拠点を移してきてきています。


「人を笑わせて幸せにしたい。」


そういう気持ちで仕事をしいてるお笑い芸人から、こういう動きがはじまったという事について注目して考えてみて考えてみてください。




人間には、


「誰かのため。」


そういう意思を持つと、体が丈夫になって強くなるという性質があります。こんなもの、研究とか調査とかしないでも、自分の人生を振り返ってみれば誰にでもわかる事なんじゃないでしょうかね?


「いままで自分がもっとも頑張れた時は?」


そう自問してみればいいだけです。


そして、ここが多くの人が勘違いしているのです。


「人間は丈夫になって強くなった時に、リラックスして、心穏かでいられるようになります。」


ゴール地点の説明だけして、そのゴールに至る方法についてまったく理解していない人が多すぎです。



こんな事は、当たり前のことなんですよ。
今、多くの人は、ウイルスのこと、社会の事、未来の事に不安を感じていると思います。でも、そうであれば、考えてください、


「今、自分にできることは?自分が誰かの助けになるには何ができるか?」


この事を考える事ができれば、丈夫になってウイルスなんて怖くなくなるのです。
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認知症が増える理由

「どうやら完全に死に損なったらしい。」

昨日、集中治療室の母から突然電話がかかってきました。
正直いってもう、まともな状態では帰ってこないだろうと思っていたのです。しかし、多少、しゃべりにくそうにはしていたもののはっきりとした意思をもった声でした。半端にではなく、完全に死に損なったようです。まぁ、ICUにいる状態で姿をみていませんから、いざ対面したらひどいことになっているかもしれませんし、体がうまく動かないなんて事はあるかもしれませんが、頭がしっかりしていれば、そんなものは後からでもなんとかなるでしょう。電話をしてきた内容が、


「昨日、予約をしていたやつをすっぽかしていたから電話して謝っておいてくれ。」


ですから、たぶん、ひとまず大丈夫でしょう。


母は、ずっと介護を受けなくてはならない状態になるのを恐れていました。
仲のいい友人が、そういう状態になってしまったのを見ていて、心底、こんな風にはなりたくないと何回もこぼしていました。


「死ぬときは長引かせないでぽっくりあの世に行きたい。」


多くの人がそう言います。
私なりにどういう体であればぽっくり行けるかなんていう考えはあります。例えば、ガンの方なんかがどんどん弱ってついには整体にこれなくなってみたいなところまでの変化は何人かみていましたから、


「死に近づく過程には体がこういう風に変化していくのか」


という事はある程度は経験があります。
しかし、


「ちゃんとぽっくりいけるか試してみましょう。」


なんて事を実際に試す機会はなかなかありませんし、試すわけにもいきません。
結果的に、うまく逝けたようでよかったという事はありますが頭に浮かぶのはほんの数人です。たいていは来なくなってどうなったかわかりませんという事になるからです。今の医療はそれはちょっとやりすぎでしょうというぐらい優秀だったりしますから、体が完全に駄目になっても心臓は動いているみたいなこともあったります。私が目指すのは、


『元気に生活できる体を保つ』


であるのに対して、医療が目指しているのは、


『生命活動の維持』


だったりしますので、根本的に話が噛み合いませんしね。


もうちょっと具体的に考えてみましょう。
いわゆる植物状態になっている人間の脳波を計測すると、「生きたい」という意思が観測できるそうです。脳が外部からの刺激になんの反応をしなくなっても、胃腸は栄養を吸収して、肺は呼吸して、心臓は体中に酸素を送り込んでいるのです。これは自律神経が生きるという意思をはっきりと持っていると考えていいのではないでしょうか。どういう脳波でそういう事がわかるのかはよくわかりませんが、たぶん脳幹の働きが健全という事なのだろうと思います。

そう考えるのは、こういう理由です。
例えが、かなり悪いですが、拳銃で確実に自殺するには、ピストルを口にくわえて後頭部、つまり脳幹に弾丸を送り込まなければいけないそうです。弾丸の小さいピストルで半端に頭を撃っても生命活動は止まらない事があるのだとか。

だから、ドラマなんかで崖の上で頭にピストルをあてて、


「死んでやる!」


なんて言っているシーンでは、


「そんな撃ち方では障害が残って生き残ってしまうから辞めるんだ。」


と説得するのが正しく適切な対応と言えます。



書いていて思いましたが、私が目指しているのは、


『脳が健全に働いている状態』


だということですね。
それに対して、医療は


『脳幹の機能を失わせない。』


という事になるのでしょう。
たぶん、認知症が増える理由はきっとこういう事なのでしょうね。

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休むのも悪くないのかもしれない

一昨日、息子の体の様子をみていたらある気付きがありました。


「なるほど、なかなかうまくよくならなかったあの人は、こういう事が原因か。」


なんて事に気が付きます。
また、昨日になって違うところを見ていたら、さらに発見があります。
骨盤周辺と足先の関連がどうも思っていたのと違うらしい事がわかります。


「この事がわかると、あの人とあの人はきっとよくなるな。」


なんて事を思います。


「こういうのはなんていうのか?」


そんな事を考えていたら、思いついたのは天橋立です。
遠く離れ、山にのぼって逆さまになって見たときに、天に架ける橋に見えますが、地形に変化がでたわけではありません。その橋に釣り竿をもって釣りに行ったことがあるのですが、その場にいると海が見えて波が押し寄せてくるだけです。ちょうどその時は、イルカの群れが泳いでいたりして風情はあったのですがとても天にいるような気分にはなれません。


「治そうという気持ちがあると整体はうまくいかない。」


いつも心がけている事ですが、本当に自分の心をそういう状態にして整体を行うのは難しいし、たぶん、無理なのではないかと思います。ところが、社会がこういうことになって、無理矢理はなされてみたら、そんな気分になれたのかもしれません。

でも、こういう事に気がついて、


「それじゃあ、今のうちにもっといろいろ勉強しておいてやろう。」


そんな事を考えると、たぶん、また元通りになってしまうのでしょう。

結局、必死になって、足掻いて、迷って、それでたまに休んでという具合の事を繰り返していくのしかないのかなと、そんな事を思います。
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