ちょっと死んでくるといいたいという話
2016年05月03日
先日のことです。
「家族が癌で余命がそれほどない事がわかった。」
という話をしました。
そして、
「どうするのがいいのだろうか?」
という話になりました。
こういう時に私が適切なアドバイスや答えをするのは無理です。
なぜなら、私は死んだ事がありませんし、死にそうになったこともありません。そんな私が死に対して偉そうに言えることはなにもありません。ただ、現時点ではこんな事を考えています。
私は死ぬときに、
「ちょっと死んでくるから、あとの事は生きている奴で考えてやってくれ。」
と言えればいいかなぁと思っています。
自分が死んだあと、生きている人間たちの都合も考えずに、「あぁしてくれ。」、「こうしてくれ。」なんて言い残すのは嫌だからです。もちろん、このセリフを言うためには死ぬ前に様々な準備が必要だろうと考えています。
整体にこられた人に、
「どんな死に方したいですか?」
そして、
「訳がわからんようになって気がついたら死んでました。そういう死に方でいいですか?」
という質問に続きます。
わたしは、そんな死に方はしたくないと思っています。
「ちょっと死んでくる。」
といって死にたいと思っているからです。
死というものは思いがけずやってくると考えている人がおおいのでしょうか?
私は違うと思います。ちゃんと体を整えていけば、自分が死ぬタイミングというのはどうもちゃんとわかるようです。そうであれば、死ぬ準備というのはちゃんとできると考えています。
さて、最初の死を目前に迎えた人にどうしてあげるのがよいか?
という問いですが、これはもう本人に聞いてあげるのがいいと私は思います。気がついたら死んでいるのがいいか、ちゃんと死ぬ準備をしたいと思うか、もしかしたらほかの選択肢もあるかもしれません。
ただ、できればこういう事は元気なうちに考えておかないとなかなかうまくいかないのでしょうけどね。
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