人の生きる力ってなんだ?
2016年04月07日
今朝の京都新聞に、
『末期のがん入院と比較 在宅も寿命はほぼ同じ』
というものがありました。
簡単に説明すると、末期がんの方が入院した時と在宅で過ごした場合では、差がほとんどないという調査結果がでたそうです。2000人の方のデータに基づくものだそうですが、短期間でみた場合、在宅のほうが余命が長くなる傾向も数字から読み取れています。
そうだろうなぁと漠然と考えていた事ですが、改めてデータででてくるのは人の体についての理解や考え方が大きく間違えていないのだろうとうということでちょっと自信がでてきますね。
単純に考えてみてください。
末期がんでもう長くないということで病院で過ごしている人と、残りの時間を家庭で家族とともに過ごしている人とでは生きる力が全然違うとは思わないでしょうか?
「生きる力ってなんだ?」
ということについてはうまく説明する事が難しいですけどね。少なくとも点滴や薬を体にいれても生きる力が増大することはないのではないかと思います。
これは推測ではありますが、在宅での療養を選んだのは自らの意思だろうと思います。
それに対して入院というのは他人から強いられらものではないでしょうか。強いられたとういとちょっと角が立っているかもしれませんが、少なくとも自ら入院したいと思う人はあまりいないと思います。
人は自らの意思で行動を決めたときに生きる力が強くなるということは間違いないと思います。この事が、数字で表現されたといえないでしょうか。
関連カテゴリー<
ブログ
>