ブログ「日々整体」

1日15分の運動で健康になる方法

運動やスポーツの練習は反復する事が大切です。
しかし、なぜ反復することが大切かということについて掘り下げて考える人はあまりいないかもしれません。反復練習をすることですこしづつ上達してゆくというのは直感的にも感じるでしょう。それに最初できないことでも練習するにつれてできるようになるということは誰にでも経験があることでしょう。


ある武道家は、

「稽古するということは、脳のプログラミングを書き換えることだ。」

と、いっていました。
体を動かしているのが脳からの信号だとすると、その信号を適切にだせるように練習するというわけです。現実には、脳からの信号をまたずして反射で動くようにするということもあるかとおもうので、メカニズムとしては正確な表現ではないと思います。ただ、概念としてはこのようにシンプルに考えるのがよいのではないでしょうか。


さて、

「1日15分でできる簡単な運動で健康になる。」

といったお手軽で簡単なものがもてはやされる傾向があります。
もっと骨太な物が広まって欲しいとは思いますが、時代の流れとしてそうなってしまうのは仕方のないことかもしれません。

目に止まるものはいくつか注目をしていますが、別に嘘をいっているわけではないと思います。
しかし、ほぼすべての物があまりにも説明不足になっています。


お手軽で簡単な運動でも意識しなければいけないのは、


「プログラミングの書き換え」


です。
この書き換えを意識しないでやってもほとんど効果はえられないでしょう。そしてこの一番重要なポイントを説明しようとしたときに大きな問題が生じます。それはなにかというと、


「お手軽で簡単ではなくなる。」


ということです。
なぜなら、ほぼすべての人はどのようにプログラミングを書き換えればよいかということがわからないからです。だから、ほとんどすべてのノウハウは詳しい説明を省いてしまっています。ただ、このような事を頭において体を動かすだけでも随分違ってくるはずです。
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膝の痛みの話

「あるスポーツをやっているのだけど膝の痛みが辛くてできない。」


そんな相談を受けました。
随分長い間、ごまかしながら体を動かしていたそうです。そして、ついに歩くのも辛くなったということで、自律神経というちょっと毛色の違うものならということでこられたようです。ただ、歩くのも辛いというのは後日、再びやってきた時に聞いた話で、私が膝の様子をみたときは大した問題ではないと思っていました。

だから、初回、整体した時には、


「これなら足のこの部分の疲労を上手に抜いて、体の動かし方を変えていけば良いですよ。」


なんて軽い指導ですませていたのです。
しかし、本人にとってはそんな軽い話ではなかったようで、1週間後に再びやってこられたときに、


「整体を受けた帰り道ではもう膝の痛みが和らいで普通に歩けるようになり、今では膝の痛みはほとんどなくなった。」


といっていました。
この方の場合は何年も抱えるような膝の痛みはではなかったと思います。
まだ課題は残っているのでいまは一時的に痛みはやわらいでいるだけで、いくつかの課題をクリアしないとまだ痛みだしますよと説明しています。

世間というか、お医者さんの膝や腰の痛みに対する考え方は問題が多いと思います。
考え方とやり方を変えればすぐに楽になってくる人は少なくありません。一生懸命に研究をしている人もいるので、あまりこんな事をいってはいけないとは思うのですけどね。今回の方はその典型的な例といえるでしょう。

とりあえず軟骨がどうのこうのという考えにとらわれているうちは無用の痛みを抱えて生活する人はなかなか減らないのではないかと私は思います。


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スラックラインという競技がいい!

ある雑誌をみていたらスラックラインという競技を紹介していました。
一目見て、


「コレはいい!」


と思ったのです。
しかし、この世の常というか、本当にいいものはまず広まることはありませんね。万が一ひろまったとしてもすぐに廃れてしまいます。ちょっと前に流行った、岩盤浴とかゲルマニウム温浴などがいい例でしょうか。これらは本当にいいものだと私などは思うのですけどね。

結局のところ、いいものだから流行するというのではないのでしょう
気の利いた謳い文句と、見た目のインパクト、世の中の注目がうまく交わった時にブームというのが生まれるのかもしれません。ちなみに、こんな事を考えていたら、ふと白いたい焼きなんてのを思い出しました。

話を戻します。

私がこんな事をいうのは非常に珍しいのです。
スラックラインは非常に体によい運動といえそうです。なぜなら理想的な体の使い方できなければうまくできないスポーツだからです。

どんなスポーツかというと、ゴムのベルトの上で綱渡りをするという感じのものです。
上級者になれば、その上でぴょんぴょん跳びはねるようですけどね。そこまでやる必要はなく、ただ綱渡りのような感じであるくだけでよいと思います。

どうしていいかというと、見よう見真似でなんか変だけどとりあえずできているというようなことは絶対おこらないからです。

ヨガなんかがいい例でしょうか。
ヨガにとって大事なのは見た目のポーズではなく体の中の内臓や筋肉の働きなのですが、そんなものは外からみてもわかりません。テニスなどの球技でもそうで、ボールをうちかえすだけでよいなら上手にラケットを扱える必要はありません。テニスコートをのぞいてみれば、手打ちで試合を楽しんでいる人がすぐにみつかることでしょう。


まぁ、まだ体験していないのでもしかしたら私の勘違いという可能性もちょっとはありますが、まず間違いないでしょう。おしむらくは、本当にいいものは広まらないということでしょうか。なんとか、体験してみて身近で楽しめるようにしてみようかと思案中です。
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ストレッチや運動というのは難しい

ここ1週間ほど運動が好きな人が続きました。
不思議なもので、一人がこられると似たような人が次々とやってこられます。このような方たちとは、たいてい、


「ストレッチやこのような運動を日常的にやってきるのだが。」


というような話になります。
しかし、そのストレッチや運動がちゃんとできていないのではないか?というのはあまり考えないようです。

実は、ストレッチや運動など体を動かす事はかなり難しいものです。
ヨガなどのインストラクターなどをみればそれはわかるのではないでしょうか。見よう見まねで同じようなポーズをとってみても同じようにはできません。もっと身近なところで、野球のピッチャーで考えてみてください。


「野茂英雄の投げ方を真似して同じような活躍ができるか?」


まず無理でしょう。
野茂までいかなくても、高校生がやっている甲子園大会の1~2回戦で奮闘しているピッチャーの真似ならできるでしょうか?同じように投げて、同じことができるか?ほとんどの人はできないはずです。

そこから転じて考えてください。
体操やストレッチでも、指導をしているインストラクターの真似をして同じことができているとは思わないことです。腕を伸ばす、肩を回す、足をねじるといったようなすべての動作は同じようにやっているつもりでも同じようにはできてはいません。そこを探求したいという気持ちがあるのならいくらでもすすめるのですけどね。


「そんな見よう見まねの動作が本当に体にいいか?」


というと、私が見る限りは、


「そんな無意味なだけでなく、かえって体を壊すような事などやめてしまえ。」


という事がほとんどです。
これはかなり運動が好きでかなり本格的にやっている人でもその傾向があるというのを補足しておきましょう。

いつもお話することは、


「体にいいことなどやめてしまえ。」


ということです。
大して興味もないのに、体にいいといっている人がいるからという理由で何かに取り組んでも体にプラスになることなどなにもないのです。
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サイトの改修のお知らせ

今週から、サイトの内の文章をすべて書き換えてゆきます。
これを書いたのは1~2年前ですが、いま見返すと稚拙だと感じる部分が目立ってきてしまいました。経験を詰んでわかること、できることが増えたからだと思いたいところです。

ただ、そのせいでしばらくの間、内容に統一感がなくなりそうです。1~2ヶ月程度は、様々な矛盾もでてくるかもしれません
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