ブログ「日々整体」

聞くだけで自律神経が整うCD

聞くだけで自律神経が整うCDというのを書店で見かけました。
正直、


「うーん・・・。」


というものではないかと思います。
ラジカセで書店で流していましたが、ねばならない、あるべき姿、そういうものの思い込みを解消する考え方を説くとでもいう内容でしょうか。乱暴な言い方をするとお坊さんの説教を聞いているようなものといっていいかもしれません。こんなものをCDで聞いて心に伝わり、それが体を変えるか?というと無理があるといえるでしょう。

確かに、尊敬できる人の話やアドバイスを聞くことで、人生が変わるほどの影響をうける事はあるでしょう。この時、間違いなく自律神経の働きは非常にたかまっているはずです。しかし、そんなものが書店で1000円程度で買ってきたCD得られるか?と考えてみるとよいかもしれません。皆無ではないでしょうが、そんな人にとってのこのCDは単なるきっかけの一つだけだったのではないかと思います。


ところで、女性のダイエットにまつわるTV番組をいくつかみました。
気になる男性にひどい言葉を投げつけられたショックから、一発奮起して周囲がびっくりするようなダイエットに成功する話です。なにも自律神経の働きを整えるというのは、心に優しい、温かい言葉である必要はないというわけです。こんなところが、自律神経の働きを整えるということにヒントになるはずです。
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健康診断の結果が・・・

先日、整体にこられた人から、


「毎年、健康診断にひっかかって再検査になっていたのが今年は全部問題なしのOKだったのがとても嬉しかった。」


という感想をいただけました。
まぁ、検査ででてくる数値などあまり重要視する必要はないと考えていますが、整体師としての仕事がなんらかの数値になってでてくるというのは、やはりちょっとうれしいものだったりもします。

自律神経の状態というのは、検査の数値にはでてきませんが、自律神経の働きが整えば検査の数値が整うというのは、私にすれば当たり前なのですが、そうは思えない人もまだまだいるようです。

まぁ、このぐらいで満足しているようじゃダメなのですが、1つ結果がでたということについては満足して、さらなる精進に結び付けたいものです。




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豊かで幸せな生活ができるようになるだろうか?

最近、空手の達人の話をききました。
その達人は、膝に怪我を抱えているので、歩くときには足をひきずらなければ歩けないような状態でした。その怪我は、悪い手本をみせようとして、


「このような形の構えは駄目だ。」


と実演をしているときに、門下生がうっかり蹴りを放ったところ、もろのその蹴りを受けてしまって怪我をしたのだそうです。

ところがこの人は、組手をはじめると足の怪我を感じさせることはないそうです。
体の動きにはまったくぶれるようなことはなく、足をひきずるような状態でも門下生相手に組手ができるそうです。当然ですが、怪我する以前とまったく同じ体の動きや技もだせるそうです。

また、日本一の居合の達人は日常的に腰が痛いそうです。
刀を抜く速度は、1/60秒で撮影するカメラでも捉えることができないぐらいのスピードです。私もビデオでみたことがありますが、目ではとらえられませんでした。

達人クラスになると、体の問題と運動能力にはあまり関係がないということがいえます。足や腰が痛かろが能力を発揮できる状態はあるということです。

もちろん、


「ここが壊れてしまうと身動きができなくなる。」


という部位はありますが、基本的には靭帯が伸びてようが、骨が折れていようが、人間の運動能力は落ちることがないといえそうです。


こんな事を知ったタイミングで、


「体が健康になれば、豊かで幸せな生活ができるのではないか?」


という人が続いて整体にやってきました。
さて、この人たちは


「体が健康になれば、日常生活に感じる不安、不満を解消して、豊かで幸せな生活ができるようになるだろうか?」


というと、おそらく違うのだろうとそんなことを考えました。
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1年中傘をさす人はいない

このところに整体指導について、

「矛盾がある。」

と苦情をいう人が続いています。

私が指導している内容を簡単にいってしまうと、


「雨が降ったら傘をさしましょう、雪が降ってきたら防寒しましょう。そして、春になったら外にでて元気に暮らしましょう。」


ということです。
こんな当たり前のことを、くどくどと難しい理屈をこねてお話しているというだけのことといえます。ところが、雨がやんだのだから傘をたたんでしまえというようなことをいうと、


「前は傘をさせばよいといっていたではないか!」


といいだす人がいたりします。
また、ちゃんと傘をさしているつもりでも、


「横風で雨を浴びてずぶ濡れになっているからカッパを着ましょう。」


というと、


「私は、言われたとおり傘をさしているのに、前といっていることが違う!」


なんていう人がいるわけです。
晴れようが、雨がふろうが、雪がふろうが、おかまいなしで年中傘をさして生活しているようなことで、自律神経の働き整うわけがないのです。
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イップス、スランプの抜け出し方

「150kmのボールを投げていたピッチャーが急にストライクが取れなくなった。」


というのを最近ではイップスといういうそうです。
以前だとスランプなんていう言い方をしていましたね。私が印象に残っているのは、ドカベンというマンガの主人公山田太郎がボールにバットがまったく当たらなくなるというものです。

その時、明君学園をひっぱるキャプテンの岩鬼は、山田にバッティング練習を禁じました。


「どうせ練習しても当たらないのだから意味がない。」


といっていたように思います。
試合を控えていた山田はまったくバットにさわらないという不安をぐっとこらえて、守備練習や走り込みをしていたように思います。そして1週間後、バットを握ってみると、不思議とスランプを脱出したというわけです。


「ある日突然に、いままでできていたことができなくなる。」


スポーツをある程度やりこんだ人なら誰にでも似たような経験があるのではないでしょうか。いまではイップスを専門に研究する人までいるようです。

さて、


「イップスは小脳の無意識が混乱することで起こる。」


と考えられているそうです。
その混乱を解消する方法は、そのスポーツやポジションで様々な方法があるようです。

しかし、この話を聞いた時に、


「そんなややこしいことをしないでももっと簡単に解消できるのはでないか?」


と思いました。
というのは、小脳の働きに問題がでるということであれば、おそらく足の1指、つまり親指に問題があるだろうと推測できるからです。ですから、足の親指を調整して、それにかかわる腰椎1番、膝、仙椎あたりを調整してやればすぐに体の動きは元にもどるのではないかと思います。

もし、これがあたりならイップスの原因についても考えなおさなくてはいけません。
イップス、スランプの原因は、ストレス、焦り、虚栄心だと考えられているようですが、なんのことはないただ疲労である可能性が高いですね。ただ、偏り疲労というもので体を休めれば抜けるというような単純なものではないから深刻化してしまうのかもしれませんね。

まぁ、話をきいてもしかしたらと思っただけです。
ただ、もしこれがあたりなら、足のどこか、おそらくは足裏の真ん中より外側、中央からかかとにかけて異様に硬くなっちる部分があるのではないかと思います。体にふれる経験がないとちょっと見つけにくいので、心当たりのある人は、丁寧に探してみるとよいでしょう。
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