ブログ「日々整体」

飲酒の話

先日、テレビをみていると、

「毎日のほろよい程度の飲酒は体によい。」

という事を免疫の専門家という人がいっていました。


ずいぶんと乱暴な話と言わざるをえません。
免疫力を高めるのに、酒の力が有効になるのは50~60歳以降です。幼稚園児が、


「健康に留意して毎日ウォーキングをしています。」


と口にしていたらあなたはどう思うでしょうか?
30代の人が、お酒の力を借りて健康になろうというのは、同じようなものです。若さがあるうちには酒など不要です。

こんな事をいうと、お酒の好きな50代の方が喜ぶのであえて口にしようとしていましたが、お酒というのは上手に飲むと体によいという一面があります。

ところが、ほんとどの人が、

ほろよい

というのがどのような状態かをしりません。
専門家も、どの程度の飲酒がほろよいかを知らないのではないかと思います。ほろよいというのは、平たくいうと酔っ払う手前です。酔っ払ってはほろよいとはいいません。ところが、日常的に飲酒をしている人は、必ず酔うまで飲んでいます。酔うまで毎日飲むと間違いなく体を壊すとおもっておいてよいでしょう。

さて、もっと掘り下げると酔うという状態がどのような状態かもほとんどの人がわかっていません。

「人の体は300mlでほろよい、500mlで酔う。」

というほど単純でもありません。


「毎日のほろよい程度の飲酒は体によい。」


こんな事をきいて喜ぶのは、お酒を飲んで体を壊している人ですね。



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お酒を飲んだときの体の変化について

お酒を飲むと必ず肝臓が少し腫れます。
肋骨の下あたりにふれるとその腫れているのはわかりますから、飲んだかどうかはすぐにわかります。でも、こんな言い方をすると必ず勘違いするのは、

「腫れているというこは体に問題があるのか。」

と思うということでしょうか。
擦り傷ができれば、そこから血がでて痛みを感じるのがあたりまえです。同じように肝臓が少し腫れてくるだけです。平たくいうと、肝臓がせっせとアルコールを分解している時に腫れてくるということです。ですから、酒を飲めば肝臓が腫れるという事自体は当たり前でとくにどうということはありません。

逆にお酒を飲んでいるのに肝臓が腫れていないというのは問題です。
傷があってもそこに痛みもなければ血もでてこないということなのですから。ちなみに、飲み過ぎている場合は、違う場所に飲み過ぎていますよという変化が現れます。

ところが、人間に不可能はないと思えることがありました。
お酒を飲んでいるのに、肝臓が腫れてこないという人がいました。酒を飲んだら駄目だと話してあったのに、どうしても飲みたいものだから、私にばれないように、肝臓が腫れないごまかした飲み方を覚えてしまったのです。普通の人には無理で、体に対する天才的なセンスが必要だと思います。お酒を飲んだ時の体の変化というのはそれぐらいわかりやすいのです。

そんなごまかしを半年ほど続けていたようです。
ついには、いくら飲んでも肝臓が腫れないようになりました。その結果、生きる元気がなくなり、家に引きこもってずっとお酒を飲んで過ごすようになってしまいました。

「ずっと酒やめろといってたのに誤魔化して飲んでたからですね。」

というと、怒り心頭、

「飲んでもいいといったではないか。」

と私に吐き捨てて帰っていきました。

私は飲んでもいいなど一言もいっていませんでした。
しかし、私は完全に騙されてしまったといえます。体の調子はどんどん悪くなっているのに、私はその飲酒が原因であるという事を見抜けませんでした。体から元気と気力が抜けていっていることはわかっていましたが、教科書通りに考えていると気づけないことがあるという苦い経験です。



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IQ130の子育て方法

我が子の自慢ですが、少し前のテストでIQが130あるということがわかりました。

「東大、京大にいくことになるから、そのつもりで教育してくだい。」

そういわれました。
恐竜の化石展、水族館、昆虫博物館、図鑑、絵本などなど常に好奇心を刺激するようにしていましたが、それより大切な事があります。それは、ちゃんと病気を経過しているので頭の働きがしっかりとしているとうことでしょう。

頭の回転にもっとも重要な部位は足の親指です。
足の親指の動きが悪いと、頭の血行が悪くなって考えることがうまくいかなくなります。足の親指がしっかり動くように育ててあげれば頭の回転がよくなります。逆に、病気を経過させないで薬でチラシていると親指の動きが悪くなるので頭の働きが悪くなります。それだけでなく、朝起きれずに学校へいけない、夜まったく眠れない、頭痛がひどいなどという子どもとは思えない相談が増えてきています。

せっせと教育をすれば賢くなるとはおもっていませんでしょうか?
脳の働きというのは体の状態に大きく依存しています。ですから、ひ弱だけど頭の回転がいいというのは理屈にあいません。物知りにはなれてもそれを現実社会でうまく活かせないといえるでしょう。

まぁ、もう一人子供がいてその子もIQ130になれば、もっと大きな声で「どうだ!」と叫びたいところですけどね。そんな自分の自尊心を満足させるために子作りをするという気にもなれませんのでとりあえずは、小声でささやいておきたいと思います。
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人は背骨で考えて行動する

最近、背骨と行動の関係というのがわかってきました。
野口晴哉氏の本みると書いてあるのはしっていたのですが、ちょっと前までまったく理解できていませんでした。それが、わかるようになってきました。そこで、あてずっぽうに


「○○ということがありませんでしたか?」


と、質問してみると、ピタリと的中することが少なくないのです。
背骨を読むということで、人間という生き物が本当にわかるようになってきますね。これまででも、


「食べ過ぎてきましたね。」


なんて事ぐらいはわかるつもりではいましたが、どうして食べ過ぎたのか?ということまで読み取れますね。

「疲れのせいで食欲がとまらなくなったのか?」
「嫌なことがあってやけ食いしたのか?」
「胃を壊す衝動がでて食べ過ぎたのか?


食べ過ぎと一口にいってもその性質は全く異なります。


「嫌よ、嫌よも好きのうち。」


なんていう言葉がありますが、本当に嫌がっているかどうか?
頼み事をしたときに、


「少し考えさせてくれ。」


といわれたが、決心ができないのか?本当に考えたいのか?あるいは、引き受けるつもりだけど、ひとまずは考えてみたいと返事してみたのか?そういう事も背骨をみるとわかりますね。

そういう具合に人をみていると、頭で考えて行動している部分などほとんどないといってもよいですね。ほとんどは、背骨で考えて行動しているなぁというのが私の実感です。考えの足りない人を、


「脊椎反射で行動している。」


と馬鹿にした言い方をする人がいますが、なんことはない。決断が早い人というだけの人といえそうです。
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健康の定義

健康であるという事どういうことか?
いまさらに感じるかもしれませが、考えてみようと思います。

なぜか、多くの方は、


「病気でなければ健康である。」


と考えています。
検査をして異常がなければ健康であるというように考えます。ですから、検査をして問題がなければ健康なのだから、それでも体の調子が悪ければ自律神経の異常である。という論法で相談にこれる方がほとんどです。しかし、この考え方には違和感を感じます。

そもそも、


「体には何も問題ないが自律神経に問題がある。」


という表現もおかしいでしょう。
自律神経の働きが悪ければ、体の働きがうまくいきません。例えば、心臓の鼓動が弱かったり、胃腸での消化吸収がうまくいかない、そんな状態の人は健康とはいえません。


ところが、病気なのにとても元気な人がいます。
生まれつきの病気で手足が自由に動かないという人がいます。著名人なら、乙武洋匡さんはそうですね。5体がない状態でも、精力的に活動しておられます。整体に来ておられる方でも、手足がうまく動かないのに、人並みに仕事をこなして毎日元気に暮らしています。

「治るか?」

というと難しいでしょう。でも、このような人たちは、健康であるといっていいのではないでしょうか?

病気である、健康であるという事のちがいはなにか?1度考えて見て欲しいと思います。













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